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人間のせいで絶滅させられた動物

人間のせいで絶滅させられた動物

世界には発見されているだけで、約175万種もの生物が存在するといわれており、発見されていないものも含めると500万種~3000万種物生物が存在するそうです。

この多様な生物の中から毎年4万種もの生物が絶滅していると言われています。

絶滅した生物の中でも、人間が原因で絶滅した動物を紹介します。

ヨウスコウカワイルカ


ヨウスコウカワイルカ / CC BY-SA 3.0

ヨウスコウカワイルカは中国の淡水に生息していた珍しいイルカです。淡水に生息するイルカは珍しく、世界でも4種ほどしかいません。

長い鼻と多数の歯、短い背びれが特徴で、百年前までは最大5000頭が生息していたとされています。

近代化される中国で組織的な漁により狩り尽くされ、工業化による揚子江の汚染、餌の減少、により急速に数を減らし、2006年に絶滅が宣言されました。

リョコウバト


リョコウバト / CC BY 2.0
北米・中米を中心に生息してしていた渡り鳥。

畑を荒らすため人間に嫌われ、さらに肉は大変おいしかったようで大量に乱獲されました。

1980年代には保護活動が始まりましたが、時すでに遅し。生息地である森林の減少と一度に一個しか卵を産まない繁殖力の低さから、1914年に動物園で飼育されていた最後の一羽が死亡し、絶滅しました。

ステラーカイギュウ


ステラーカイギュウ / CC BY-NC-ND 2.0
ステラーカイギュウは海棲哺乳類の一種です。

ロシアの探検家が無人島に座礁した際に発見されてのですが、1頭から数トンもの肉が取れ、脂肪分はランプの火種に、さらに皮は服や靴に加工できることから、ハンター達によって乱獲され、絶滅しました。

オオウミガラス


オオウミガラス / CC BY-NC-ND 2.0
オオウミガラスはペンギンに似た鳥ですが、人間に対する恐怖心がまったく無く、珍しい人間に好奇心をもって自ら近寄ってきたと言われています。

1年に1個しか産卵せず、繁殖力が低かったことが絶滅の原因とされていますが、その数が減ってくるとコレクションの為に虐殺され大量の剥製になりました。

最後に残ったつがいも、人間に発見されるやいなや、殺されてしまったのです。

ジャイアントモア


ジャイアントモア / CC BY-SA 2.0

ニュージーランドに生息していた飛べない鳥のジャイアントモアは、移住してきたマオリ族による乱獲により1500年代以前には絶滅していたとされます。

その捕獲の仕方は残虐で、ジャイアントモアが砂嚢に小石をためる習性を利用し、焼けた石を飲ませて殺しました。

ドードー


ドードー / CC BY-NC 2.0

マダガスカル沖のモーリシャス島に生息していたドードー。

七面鳥のように太った外見をしていますが、ハトの仲間です。空を飛ぶことができず、地面をヨタヨタ歩く生活をしていました。

大航海時代にヨーロッパ人が入植したことで、ドードーは食料や見世物として乱獲され、同時に、人間が持ち込んだ犬や猿、豚などの家畜や侵入したネズミがドードーのヒナや卵を捕食したことで、絶滅の道をたどりました。

しかし、食料としては大変まずく、飢えていても食べられないほど肉はまずかったとも言われています。

クアッガ


クアッガ / CC BY-NC-ND 2.0

クアッガはシマウマの一種ですが、体の後ろ半分には縞がなく茶色一色となっている珍しい動物でした。

アフリカ南部の草原地帯に生息していましたが、人間の手による乱獲と開発に伴う生息地の現象により絶滅しました。

フクロオオカミ


フクロオオカミ / CC BY-NC 2.0
オオカミという名前がついていますが、コアラやカンガルーと同じ有袋類の一種です。背中にトラのような模様があることからタスマニアタイガーとも呼ばれていました。

オーストラリア南部のタスマニア島に生息していましたが、家畜を襲うことで目の敵にされ、懸賞金をかけられたことで狩り尽くされてしまいました。

ジャワトラ


ジャワトラ / public domain
インドネシアのジャワ島に生息していたトラの亜種。近代化の影響による熱帯林の減少や狩猟によって絶滅しました。

目撃情報は1976年ジャワ島東部のメル・ベティリ国立公園(Meru Betiri National Park)におけるものが最後となっています。

その後、必死に捜索にもかかわらず、その姿が確認できないことから絶滅が宣言されました。

ピンタゾウガメ


ロンサムジョージ / CC BY-SA 3.0

ガラパゴス諸島のピンタ島に生息していた、ガラパゴスゾウガメの亜種です。

最後の生き残りは「ロンサム・ジョージ」と呼ばれ保護され、近縁のカメとの交配が進められましたが結果は実らず。

ロンサム・ジョージが2012年に死んだことで、ピンタゾウガメは絶滅しました。

ニホンオオカミ


ニホンオオカミ / CC BY-SA 3.0
日本固有のオオカミであるニホンオオカミは近代化した日本において、家畜を襲う害獣として虐殺されました。

また狂犬病が入ったことでその数が激減し絶滅してしまいました。

ウマ


ウマ / CC BY 2.0

ウマが絶滅?と思われるかもしれませんが、実は野生のウマは絶滅しているのです。

古くは旧石器時代から捕食・加工利用され、紀元前4000〜3000年にはすでに家畜化されていたウマ。

原産地は北アメリカ大陸とされていますが、野生のウマは数千年前に絶滅しています。

1968年にはモンゴルに生息する世界で唯一の野生ウマ「タヒ(モウコノウマ)」も絶滅しました。

アメリカの一部や宮崎県の御崎馬では野生のウマが生息しているように見えますが、これは家畜として飼育されていたものが逃げ出して繁殖したものです。

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