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カニみその「みそ」は脳みそではない!?

カニみその「みそ」は脳みそではない!?

カニの甲羅をはがしたときにある黄土色、茶色の「カニみそ」、独特の風味がありとてもおいしい珍味です。
この「カニみそ」、名前からしてカニの脳みそと思いがちですが、実は脳みそではないのです。

カニみそはカニの内臓

実は、カニみそはカニの中腸腺(ちゅうちょうせん)を食材として扱うときの呼称となります。
中腸腺とは節足動物において、脊椎動物の肝臓および膵臓に相当する器官です。肝臓のように栄養摂取にかかわる多様な生理機能と、膵臓のように消化液分泌機能をあわせ持つことから、肝膵臓(かんすいぞう)とも呼ばれます。

つまり、カニみそはカニの脳みそではなく、カニの肝臓、膵臓といった内臓にあたるものなのです。

おいしいカニみそ

カニみそのなかでも最もおいしいとされるのはケガニのカニみそです。
続いて、ズワイガニ、ガザミ、上海蟹などのカニみそが美味とされ、食用としてよく出されます。

ちなみに、タラバガニや花咲ガニにもカニミソはありますが、独特の油っぽい風味と加熱しても固まらない特性から食用に適さず、あまり食べられることはありません。

写真のカニ:Queensland Mud Crab (Explore) / Andrew Sutherland / CC BY-SA 2.0

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