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銀閣寺は最初から銀で塗られる予定ではなかった?

銀閣寺は最初から銀で塗られる予定ではなかった?

銀閣寺は室町幕府代8代将軍・足利義政によって建設が始まり、京都・東山に文明十五年(1483年)6月27日に完成しました。

よく見ると銀閣寺と言われてはいるものの、銀色ではありません。

2007年1月には銀閣寺には銀箔が貼られていなかった(剥がれ落ちたのでもない)ことが正式な調査で判明しています。

有名な金閣寺は金箔を貼っているのにどうして、銀閣寺は銀箔を貼っていないのでしょう?

銀箔を貼ってない理由は財政難?

俗説ですが、当初は銀箔を貼る予定でしたが、幕府の財政難で銀箔を貼ることを断念したとも言われていました。しかしこれはあくまで俗説。実はもともと銀箔を貼る予定はなかったのです。

詫び寂の心を大切に作られた銀閣寺

銀閣寺の正式名称は「慈照寺・銀閣」と紹介されていますが、さらに慈照寺の御殿の名称は「観音殿」と言います。

つまり、私達が銀閣寺と読んでいる建物の正式名称は、慈照寺・観音殿、となり、そもそも銀閣という名前ですらなかったのです。
※銀閣寺と呼ばれ始めたのは江戸時代に入ってからのこと

銀閣寺を建てた義政は、禅の侘び寂の心を大切にしていたため、御殿も黒漆を塗るにどどめ、当初から銀箔を貼るつもりはなかったともされています。

写真は銀閣寺:Ginkaku-ji / David Haberthür / CC BY-NC 2.0

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