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水を飲まなくても死なない、カンガルーネズミという生物が存在する。

水を飲まなくても死なない、カンガルーネズミという生物が存在する。

私達人間にとって、水は無くてはならないとても必要なもの。水を一滴も飲まない状態が4~5日ほど続くと人間は死んでしまうといわれています。

これほどまでに大切な水ですが、世の中には水を飲まなくても生きていくことができる、不思議な哺乳類が存在します。

脅威の生命力、カンガルーネズミ

正式にはネズミカンガルー科のネズミですが、彼らの住処はアメリカ西部の砂漠にあります。
「カンガルーネズミ」というユニークな名前の由来は、スラッと長くのびた後ろ足で灼熱の砂漠の上を、カンガルーのように跳ね回って移動する姿からきています。

このネズミは過酷な砂漠で生き抜くために、水をほとんど必要としない生物へと進化を遂げているのです。

砂漠で最長3年間、水無しで生存できる

カンガルーネズミは最長で3年間もの間、水無しで生存できると言われています。
水分の摂取無しに過酷な砂漠で生存する為に、カンガルーネズミは以下のような進化を遂げました。

  • 餌となる植物の種に含まれる水素と、呼吸から生まれる酸素を体内で合成して水分を作ることができる。
  • 汗をかかないように、地中深くの巣穴に潜り、日中は外に出ない
  • 尿を海水の2倍まで濃くすることで、水分の排出を抑えている

また、食べ物となる種子を葉っぱと一緒に地中の巣穴に保管する習性を持っています。
地中から蒸発した水蒸気を葉っぱや種子が吸収しカビが生え、カビが生えることで、種子の中の水分量や栄養素が多くなるというのです。

過酷な砂漠を生き抜くため、驚異の進化を遂げたカンガルーネズミでした。

写真:Long-nosed Potoroo / by Philip Bouchard / CC BY-NC-ND 2.0

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