
おいしいステーキを切った時にジュワっとでてくる赤い液体。血が滴っているように見えますが、実はこれ血液ではありません。
実は肉の中の水分にミオグロビン(ヘモグロビンと似たようなもの)が混じって溶け出したもので、このミオグロビンが多いと肉は赤くなり、少ないと肉は白くなります。ミオグロビンはいわゆるヘモグロビンのようなものです。
血はどうなったの?と思う方もいるかもしれませんが、血は解体の時点でほとんど取り除かれているのです。
写真はボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地、天空の鏡と呼ばれる:
Uyuni 2001 / Montecruz Foto / CC BY-SA 2.0