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江戸時代にバカ殿がいた?!

江戸時代にバカ殿がいた?!

志村けんでおなじみのバカ殿。顔を白塗りにして、おかしな顔をして「良いではないか、良いではないか」と女性を誘ういかにもバカな殿ですが、実は江戸時代にもバカ殿が存在していたという話があります。

バカ殿と呼ばれる大名

名前は「前田利常」と言い、加賀藩に生まれます。〈現在では石川県)「加賀100万石」は聞いたことあるでしょうか?100万石というのは、 成人男性が1年に食べるお米の量で換算すると100万人分あり、江戸幕府を除いて大名としては最大の石高だそうです。非常に栄えた町として知られる加賀藩の当主だったのが前田家。「前田利常」はその前田家の三代目当主でした。

鼻毛をボーボーにはやすバカ殿

どうしてバカ殿と呼ばれていたかというと、鼻毛をボーボーにはやしていたそうです。常に鼻毛を生やし、口を半開きに開けていたそうで、いかにも「バカ殿」という感じですね。ですが、このバカ殿。実は「バカ殿」を演じていたそうです! あの有名な戦い真田丸の戦い(大阪冬の陣)では前田家は負けてしまうのですが、その次の戦い「大阪夏の陣」では苦戦しながらも勝利します。利常は戦でも政治でも凄腕の持ち主だったことから、徳川幕府からも警戒されていたそうです。よって、利常はわざと「バカ殿」を演じ目を付けられないようにしていたそうです。

過酷な運命を背負っていた戦国武将。その中に利常もいました。自分がどのように生きながらえるか、自分の家を残すのかを真剣に考えていた証拠だったのかもしれませんね。ある意味男前大名です。

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